建物はなんといっても雨漏りが大敵!特に中古一戸建ての場合は、劣化によるひび割れや不具合から売主も知らない間に雨漏りをしてしまっているケースも。
そこで今回はホームインスペクター(住宅診断士)が中古一戸建てホームインスペクション(住宅診断)で発見した不具合事例をもとにチェックポイントをご紹介します。
軒天井
軒裏のモルタルにひび割れが複数見受けられました。外装メンテナンスの際はモルタルに浮きが生じていないか(剥がれかかっていないか)を点検されることをおすすめします。
屋根
コケや退色等の劣化が著しい状態です。こういった状況が見られた場合は、早急にメンテナンスを行う事をおすすめします。再塗装が難しい場合は屋根の噴き替えが必要になる可能性も考えられます。
上記の画像は雨漏りをしている屋根裏の様子です。比較的大きな水染み跡が見受けられました。染み跡の様子から現在も継続して雨漏りを起こしている可能性があります。こういった状況になっている場合、屋根面の詳細点検及びメンテナンスをご検討されることをおすすめします。
外壁
モルタル塗りに塗装仕上げ部分の外壁に複数個所ひび割れが確認されました。一部はややひび幅が開いている状態です。将来的に雨漏りに繋がる場合もある劣化事象のため、できれば補修を行った方が良い状態です。
●ホームインスペクターのひとことポイント!
一般的に築後10~15年目が外装の最初のメンテナンス時期の目安となります。ヘアクラックと呼ばれる軽微なひび割れが多く確認されるなどした場合、早急に補修が必要な状態ではありませんが様子をみて塗り替えをご検討されると良いでしょう。下地の軽微なひび割れに追従する弾性塗料を使用する事で今後のひび割れの発生をカバーできる場合があります。
雨漏りを放置してしまうとシロアリやカビの発生で木材が劣化してしまい、補修費用の負担が大きくなるケースも。購入前にしっかりチェックして補修予算を含めて検討しましょう。
建物のコンディションやリフォームの可能性が分かる!一戸建て(中古住宅)ホームインスペクション(住宅診断)
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