住宅診断チェックポイント

契約や引き渡しのあとに知らなかった傷みや故障がわかると、想定外の出費が発生します。引き渡し後の一定期間内なら
売主に補償を求められる「瑕疵担保責任」があった場合でも、限定された事象のみが対象になります。

多くの補修・交換費用は自己負担になりますから、できるだけ契約前にかかる出費を把握できたほうがいいでしょう。

住宅診断士が一般の方でもできるチェックポイントについて住宅診断の現場事例をもとにご紹介します。

中古一戸建てチェックポイント

【水道】洗面所やキッチン、浴室、トイレなどで水を流します
水の量が極端に少なくないか、蛇口下の配管が濡れていないかをチェックします (注)元栓が閉まっていることが多いです。仲介会社に水を流してみたいので元栓を 開けてもらえないか、頼んでみましょう。元栓は建物外の地面にあります。

★赤水

【電気】電球が設置されているところは全て電気をつけます
電気がつかないときは、球切れなのか配線不良なのかなどの確認を依頼します。

【ガス】閉栓されていることが多く、その際はガス会社に開栓を依頼しないと使用できません
給湯器やガスコンロなどの機能確認ができないと考えておきましょう。製造年を確認し、耐用年数を経過していないかなどを参考にします。

【建具(ドア・窓)】日常で使うように開閉し、引っかかりなどがないか体感でチェック
ドアは全開にして放っておき、自然に閉まらないかどうかも確認しましょう。

【床・壁】内装の傷みの中に、複数のひび割れや水染みなどがないかを確認します。
生活臭ではないカビくささがないかなど、臭いもチェックポイントのひとつ。室内を歩行して気になる傾きがないかを体感で調べます。

【外壁】道路や敷地内から、外壁と基礎の表面を観察します。
外壁や基礎に複数のひび割れがないかをチェックします。窓と壁の間に気になる隙間やひび割れがないかも見ておきましょう。

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【ホームインスペクターからのアドバイス】
■空き家の場合は比較的チェックしやすいかと思いますが、まだ売り主様が居住中の場合は、不動産会社さんを通して事前に確認した上で、チェック可能な範囲でお願いをしましょう

■床下や天井裏はのぞくときに怪我をしたりすることもあります。基礎や柱・梁の状態や、 床下・天井裏の水漏れなどを調べたい場合は、ホームインスペクターにご相談ください

■建具類の動作不良は、建物の傾きにより生じていることもあれば、建具の取り付け状態が 不良で生じていることもあります。複数箇所で動作不良があったときには、周辺の状況を 詳しく調べます

■壁や床の内装のひび割れは、建物の傾きが原因のものと経年劣化によるものとがあります。 複数のひび割れがあるときは、周辺の状況を調べ、原因を推測していきます

■床の傾きは、部分的な傾きで建物全体は傾いていないことがあります。建物が傾いていな いか正確に調べるときは、専用の器具を使い、建物の構造と照らし合わせて確認します

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中古一戸建ての住宅診断(ホームインスペクション)

中古マンションチェックポイント

【水道】洗面所やキッチン、浴室、トイレなどで水を流します
水の量が極端に少なくないか、蛇口下の配管が濡れていないかをチェックします

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【電気】電球が設置されているところは全て電気をつけます
電気がつかないときは、球切れなのか配線不良なのかなどの確認を依頼します

【ガス】閉栓されていることが多く、その際はガス会社に開栓を依頼しないと使用できません
給湯器やガスコンロなどの機能確認はできないと考えておきましょう 製造年を確認し、耐用年数を経過していないかなどを参考にします。

【建具(ドア・窓)】日常で使うように開閉し、引っかかりなどがないか体感でチェックします
ドアは、一度閉めても自然に開いてしまわないか確認します

【床・壁】内装の傷みの中に、水染みやカビによる黒ずみなどがないかを確認します
寝室になる部屋が、隣や上下階の騒音が出る可能性がある部屋(トイレや洗濯機置き 場がある洗面室)に面していないかも確認してもらいましょう。

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【外壁】バルコニーや共用廊下など、屋外の外壁表面を観察します
外壁に長いひび割れや、多数のひび割れがないかをチェックします。液体が付着したような白い汚れが複数出ていないか見てみましょう。

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【ホームインスペクターからのアドバイス】

■空き家の場合は比較的チェックしやすいかと思いますが、まだ売り主様が居住中の場合は、不動産会社さんを通して事前に確認した上で、チェック可能な範囲でお願いをしましょう

■床下や天井裏で水漏れが起きていないかどうかは、点検口を開けて確認します。開けると きに蓋を破損したり、のぞくときに怪我をすることもありますので、床下や天井裏の状態 を調べたい場合は、ホームインスペクターにご相談ください。(点検口がない物件もあります)

■建具類の動作不良は、多くの場合、取り付け状態が悪いことが原因です。ただし、まれに 建物全体の傾斜により生じていることがありますので、数多くの建具で動作不良があった ときには、周辺の状況(ひび割れなど)を詳しく調べます

■壁の内装のひび割れは、経年劣化によるものが多いですが、中にはコンクリートに生じた ひび割れが原因のこともあります。ひび割れがある壁が内装壁なのかコンクリート壁なの かを確認し、周辺の状況を勘案して原因を推測していきます

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