今年もまた台風の季節がやってきましたね。
普段の雨では何事もなくても、台風などの暴風雨の時だけ雨漏りが起こるケースがあります。
台風が去った後すぐに気付ければよいのですが、中にはしばらく経って乾いてしまってから、それと気付くことも。
和室の塗り壁などは乾いた後でも染みになっていて気が付きやすいのですが、洋室の天井や壁については、壁紙が剥がれてしまってから初めて気付くことも。
すでに乾いてしまっていて、原因が雨漏りだったと気が付かないケースも。
そこで今年は、この台風シーズンを活かしてご自宅の雨漏り点検をしてみませんか。
雨漏りはその箇所と上部を撮影しよう
暴風雨の中で外部を点検するのは危険ですが、室内であれば確認ができますね。
各居室の天井面や外壁に面する部分を確認し、もしも漏水を見つけた場合はデジカメ等でその場所とその上部を撮影しておきましょう。
例えば窓周りに漏水の痕があっても、その部分が原因なのか、天井面や壁の上部から伝ってきたのかは、その滴を追わないと確認できません。
乾いてしまってからでは手遅れになる場合もあります。
台風直後だからこそ、気付きやすい部分も
台風が去った後には、外部も確認しましょう。
屋根材や雨樋などが飛散していないか? 外壁や軒天等に染みはないか?等です。
よくあるのは、バルコニー手摺の笠木(アルミ製や鉄製)の下端から雨が吹き込み、手摺りの内部を伝って下階の天井や軒天等から漏れるケース。
年に1~2度の暴風雨の時だけなので気付き難いケースもありますが、台風が去った直後は比較的容易に気付けます。
憂鬱な台風も、自宅点検のいいチャンスになります。
早期発見であれば、大掛かりな補修にならず費用も抑えることができるかもしれません。
暴風雨の際は、くれぐれも外に出ないように、外回りのチェックは台風が過ぎてからにしましょう。
●雨漏りだけでなく、住まいは定期的なチェックが肝心!
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